ユーロドル:7月25日のファンダメンタル分析
引き続きECBとMPCの動きにも要注意
引けにかけてはやや戻したもののユーロは上値の重たい展開となり、ドル円はユーロドルのドルの動きにやや底堅さを得て106円台での週末クローズとなりました。
ユーロドル:7月25日のテクニカル分析
ユーロドルは、妙な底堅さを見せていた1.10の大台を割れ、2度試して抜けきれなかった1.0980レベルを割り込んだことから一段安の展開となりました。それでもこれまで同様に値幅は狭く落ち着いた値動きとなり、今週のFOMCを待ってから次の動きをといったところでしょうか。ただ、上値は確実に重くなっていますし、英国の経済指標も予想を超える悪化を示したものが出てきました。今後も中長期的にはポンド安とユーロ安は継続しやすいと考えられます。本日は、1.1000レベルをレジスタンスに、1.0940レベルをサポートとする流れとします。
ユーロ円は、116円台後半で方向感が見られず動意薄の一日となりました。ドル円が戻し高値を付け長期的な円高トレンドへと再び回帰してきた可能性があること、ユーロもポンドにつられて売られやすい地合いとなっていることを考えると、ユーロ円は長期的には上値の重たい展開となりやすいのですが、今週のドル円はイベントを前に動きにくいことを考えると当面は調整局面のもみあいとなってきそうです。本日は、116.90レベルをレジスタンスに、116.30レベルをサポートとする流れでしょう。
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