ユーロドル:7月22日のファンダメンタル分析
ECB金融政策据え置き
ユーロドルは、ECB理事会は予想通りの現状維持となり、その後のドラギ総裁会見も想定内の内容ではあったものの、短い時間に上下に振れる動きとなりました。結局は元の水準で落ち着き1.10台前半で方向感の無いままのクローズとなりました。
ユーロドル:7月22日のテクニカル分析
ユーロドルは、1.10台前半でのもみあい後にドラギ総裁会見で1.1061レベルまで上昇後、1.0979レベルへと下落と短時間に荒っぽい値動きを見せました。しかし、その後は再び1.10台前半で落ち着いています。最近はもみあいのレンジも狭めつつあり、1.10割れは買い1.10台後半は売りという動きとなってきましたが、材料的には積極的にユーロを買う材料は見当たらず、最終的には売られる流れというのが中期的な見通しです。本日は、1.1050レベルをレジスタンスに、1.1000レベルをサポートとする流れでしょう。
ユーロ円は、ドル円の動きに沿って底堅い動きを続け、東京後場には一時先週高値を上回り118.47レベルの高値を付けました。しかし、ドル円の急落とともに116.14レベルまで水準を切り下げ、その後は116円台後半へと戻して引けています。ドル円同様にクロス円における円独歩安状態もいったん終わったと考えられ、ユーロ円も週末を前に戻り売りが出やすい地合いです。本日は117.00レベルをレジスタンスに、116.00レベルをサポートとします。
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