ユーロドル:7月22日のファンダメンタル分析
ECB金融政策据え置き
ユーロドルは、ECB理事会は予想通りの現状維持となり、その後のドラギ総裁会見も想定内の内容ではあったものの、短い時間に上下に振れる動きとなりました。結局は元の水準で落ち着き1.10台前半で方向感の無いままのクローズとなりました。
ユーロドル:7月22日のテクニカル分析
ユーロドルは、1.10台前半でのもみあい後にドラギ総裁会見で1.1061レベルまで上昇後、1.0979レベルへと下落と短時間に荒っぽい値動きを見せました。しかし、その後は再び1.10台前半で落ち着いています。最近はもみあいのレンジも狭めつつあり、1.10割れは買い1.10台後半は売りという動きとなってきましたが、材料的には積極的にユーロを買う材料は見当たらず、最終的には売られる流れというのが中期的な見通しです。本日は、1.1050レベルをレジスタンスに、1.1000レベルをサポートとする流れでしょう。
ユーロ円は、ドル円の動きに沿って底堅い動きを続け、東京後場には一時先週高値を上回り118.47レベルの高値を付けました。しかし、ドル円の急落とともに116.14レベルまで水準を切り下げ、その後は116円台後半へと戻して引けています。ドル円同様にクロス円における円独歩安状態もいったん終わったと考えられ、ユーロ円も週末を前に戻り売りが出やすい地合いです。本日は117.00レベルをレジスタンスに、116.00レベルをサポートとします。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.20
南アランド週報:『米利下げ観測後退と中東情勢緊迫化の二重苦で約3週間ぶり安値圏へ下落』(4/20朝)
今週の南アフリカランド円相場(ZARJPY)は、週初8.12円で寄り付いた後、早々に週間高値8.18円まで上昇しました。
-
トルコリラ(TRY)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.20
トルコリラ週報:『来週はトルコ中銀会合に注目。連続利上げなら一段高の可能性も』(4/20朝)
トルコリラの対円相場(TRYJPY)は3/13に記録した史上最安値4.52円をボトムに切り返すと、ここ数週間は4.70円台を中心とした底堅い動きが続いています。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.04.20
来週の為替相場見通し:『日米金利差に着目したドル買い・円売りが続く見通し』(4/20朝)
ドル円(USDJPY)は一時154.79(1990年6月以来、約34年ぶり高値圏)まで上昇するなど力強い動きが続いています。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。