ユーロドル1.19台前半、FOMC後の急上昇の半値を削る (3/18夕)

18日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に反落。

ユーロドル1.19台前半、FOMC後の急上昇の半値を削る (3/18夕)

ユーロドル1.19台前半、FOMC後の急上昇の半値を削る

18日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に反落。FOMC後の米長期金利低下で1.1989まで上昇しましたが、その後反落、東京時間18:30現在は1.1940レベルで取引されています。
昨晩海外市場で注目された未明のFOMCでは、景気判断は上方修正されたものの、FRBは低金利政策堅持を再確認。パウエルFRB議長の会見内容もテーパリングを匂わせるものはなく、全般的に思ったよりハト派な内容であるととらえられ、発表後は米長期金利が低下し、ユーロドルは1.1900レベルから1.1985まで急上昇しました。

しかしながら、FOMCのドットチャートの中央値こそ23年末まで利上げなしとなったものの、個別には前回12月時点より利上げを予想する委員が増え、比率も上がったこともあり、長期金利は夕刻にかけ再上昇。米10年物国債利回りは一時1.73%台を付ける動きとなっています。
これを受けてユーロドルも1.1940割れの水準まで急落、FOMC後の上昇の半分以上を削る荒い値動きとなっています。

テクニカルにはユーロドルは、1.1913の転換線は超えたものの21日線と200日線に挟まれた大きな構図に変化はありません。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後は21:00に英中銀MPC結果発表、21:30に米新規失業保険申請数、およびフィラデルフィア連銀製造業景況指数、23:00には米2月景気先行指数と今晩もイベント、指標多く波乱含みです。

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