アメリカ1月貿易収支の予想(21/3/5)

日本時間2021年3月5日22時30分に発表予定です。

アメリカ1月貿易収支の予想(21/3/5)

アメリカ1月貿易収支の予想

本日22時30分に米国1月貿易収支が発表されます。また同時刻には注目の失業率(別紙ご参照ください)が発表されます。

アメリカ1月貿易収支の予想

(今回予想:2021年3月5日9:00現在)

12月までの推移と今回予想値

12月までの推移と今回予想値

(発表値は黄色の折れ線で、今回分は青の矢印)
灰色の折れ線:モノの貿易収支
黄色の折れ線:モノとサービスの収支(通常発表分)
青の棒グラフ:対中国
オレンジ:対日

本日22時30分に米国1月貿易収支が発表されます。市場の注目は雇用統計になりますので、予想を大きく振れない限りは通過されそうですが、赤字拡大は本来ドル売り材料ですが、内需回復(好調)→金利高の見方もあり得ますので要注意です。
上図を見ると、去年3月以降は赤字額が一本調子に拡大傾向となり、今回予想値は▼675億ドルです。
その内容ですが、下図の月別の輸出入額推移を見ると、輸入(オレンジ)はほぼコロナ前の水準を回復しています。内需が拡大しているようです。一方、輸出(青)は依然として下回っており、外需の回復がまだ遅れている感じで、結果として米国の赤字額が増えていることになります。この図からも内需好調の市場思惑が出ても不思議ではありません。

12月までの推移と今回予想値 2枚目の画像

下図はユーロドルの週足チャートです。ラインAを上抜けてからB(=1.1480)をサポートにしてユーロ高を継続しています。現在はC(=1.2480)を抵抗線にして、そこから下したD(=1.1940)で短期的なユーロ高を形成しています。この間のE(=1.1960)にサポートあります。現在はD〜Eのサポートを守れるかどうかの位置にいます。もし切れてしまうとF(=1.1830)とBが下値目途になります。この場合はドル全面高の相場入りになりそうです。
一方でユーロ高回帰にはG(=1.2240)を越えて終わることが必要になります。仮にD〜Eサポートを守ったとしてもGまでのレンジ相場になりそうです。
今日の雇用統計と貿易収支で来週以降の相場が決まるポイントにきています。

12月までの推移と今回予想値 3枚目の画像

(3月5日11:00、1ユーロ=1.1961ドル) 

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