トルコリラ円ショートコメント(2021年2月22日)

先週のトルコリラ円は、月曜東京後場からドルトルコリラは7.0を下回り、トルコリラ円も15円の大台乗せと強い地合いでのスタートを切りました。

トルコリラ円ショートコメント(2021年2月22日)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「トルコ中銀思惑の影響が大きいものの、ドルトルコリラ7.0下抜けの可能性から14.75レベルをサポートに15.20レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が14.90レベル、高値が15.24レベルと、ドルトルコリラが7.0をしっかりと下抜けたことで、トルコリラ円も予想より底堅い一週間となりました。

先週のトルコリラ円は、月曜東京後場からドルトルコリラは7.0を下回り、トルコリラ円も15円の大台乗せと強い地合いでのスタートを切りました。しかし、中銀による金融政策決定会合を18日に控えて、16日に高値をつけた後はほぼ横ばいで方向感が無くなり、注目のトルコ中銀会合は予想通り現状維持ではあったものの、引き締めスタンスは今後も継続することを示したことでイベント後も売りとはならずもみあいのままで一週間を終わりました。

今週は経済指標の発表はあるものの方向感が出てくるというほどの材料も無く、どちらかというとドルトルコで下抜けした7.0水準よりも上でドル売り・トルコリラ買いが出てくるかどうかといった対ドルの動きが注目されそうです。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

先週までのサポートライン(青)は下抜けたものの、上下ともに抑えられていて今週も横方向のもみあいとなる可能性が高そうです。対円でも15円の大台割れでは買いが出てきそうですし、かといって先週高値を大きく上抜けることも難しそうです。今週はほぼ先週のレンジの中で14.95レベルをサポートに15.25レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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