オーストラリア 1月小売売上高の予想
(発表2月19日、日本時間9時30分予定)
明朝(19日)、豪州の1月小売売上高が発表されます。前回は予想を大きく下回る▼4.1%(予▼1.5%)となりました。11月は前月比+7.1%でしたので、その反動となりました。部門別で大きく下落したのが、百貨店、衣服・靴、家事用品の順になっています。増加はカフェ・レストランのみで、コロナウィルスをある程度克服した豪州ならではの増加部門です。
さて、1月は+2.0%の増加予想です。下図を見ると、昨年の12月分は大きな下落がありましたが、11月以降はコロナ前高値3月より上回っています。今回も予想通りならまずまずの数値ですが、万一レンジ下限の▼1.5%ならば3月を下回る結果となるので、為替相場には影響がでそうです。
(2月18日13時現在)
小売売上高
2018年12月を100にしたもの(2020年3月高値を上限にして赤い線を記載しています。今回予想は青矢印)
下図は豪ドル対米ドルの日足チャートです。昨日の豪州失業率で添付しました日足チャートに昨日1日分が加わりました。昨日の下値ポイントであった、B(=0.7740)を下ヒゲだけ抜けました。目先のリスクは豪ドル安ですが、かろうじてまだ戻り高C(=0.7820)を狙える位置にいます。
もしB以下になれば、当面はE(=0.7640)、F(=0.7580)の順にあるサポートを狙える構えに入ります。逆に再度B以上なら、Cを3回目トライになりそうです。
今日の米国の新規失業保険申請件数、住宅着工などでまず試練となり、明日の小売売上高までではその帰趨は判明しそうです。
(2021年2月18日14:50、1豪ドル=0.7754米ドル)
オーダー/ポジション状況
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