ユーロドル米長期金利低下で二段上げ 夕刻1.21台を回復 (2/9夕)

9日の東京市場でユーロドルは上昇。

ユーロドル米長期金利低下で二段上げ 夕刻1.21台を回復 (2/9夕)

ユーロドル米長期金利低下で二段上げ 夕刻1.21台を回復

9日の東京市場でユーロドルは上昇。朝方1.2052で取引が始まったユーロドルは、午前中米長期金利の低下が東京時間も継続したことからドル売りが強まり、1.2080近辺に上げ、午後は横ばいに推移しました。その後夕刻欧州勢参入後に一旦米長期金利が上昇に転じたため、ユーロドルも1.2070近辺に後退しましたが、すぐに米金利が反転し一段と低下する動きとなったため再度上昇、1.21台を回復し東京時間18:30過ぎに1.2109の高値をつけています。
尚、昨日海外序盤に一時1.1981%まで上昇した米10年物国債利回りは、本日夕刻は1.14%台で推移しています。

昨日海外市場では序盤はバイデン大統領の追加経済対策早期実施期待が先行し、米長期金利が上昇しましたが、その後、FRB関係者のハト派発言や、10日のパウエル議長講演への警戒感から米長期金利は低下に転じ、ユーロドルも1.20台半ばに上昇してアジア時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルはヘッドアンドショルダー完成にもかかわらず反発に転じており、一目均衡表の「雲」の中を低下してきた21日移動平均線(1.2106レベル)と夕刻ほぼ同水準で推移しています。
本日海外時間はユーロドルが21日線をしっかりと越え、反発基調を明確にするのか注目されます。

序盤の欧州株価指数先物は上昇一服感からほぼ全面安。今晩この後は重要な指標発表等の経済イベントは予定されていません。

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ユーロドル日足

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