ユーロドル1.20台前半をじり安推移、米10年物国債利回りは一時1.198%まで上昇 (2/8夕)

8日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル1.20台前半をじり安推移、米10年物国債利回りは一時1.198%まで上昇 (2/8夕)

ユーロドル1.20台前半をじり安推移、米10年物国債利回りは一時1.198%まで上昇

8日の東京市場でユーロドルは軟調推移。週末の急激なユーロドルの買戻しを受け、朝方1.2040レベルで取引の始まったユーロドルは、日中小幅ながらじり安に動きました。その間に先週末の雇用統計後一旦低下した米長期金利が上昇、10年物米国債利回りは夕刻一時1.20%寸前にまで上昇しています。ユーロドルの下落はほぼそれに歩調を合わせた形で、東京時間19:00現在は1.2030レベルで取引されています。

先週末の海外市場では東京時間に1.1952まで値を下げたものの、その後海外時間に発表された米雇用統計の不冴えにドルが失速、ユーロドルは1.2050まで大幅に反発して越週しました。

テクニカルにはユーロドルは金曜の下落で一時一目均衡表の「雲」を下抜けたものの、下限レベルで反発、再び「雲」の中に入り、現在1.2000レベルの90日移動平均線を回復しています。
ただ、ここから上には1.2061に転換線、1.2107付近には21日移動平均線が低下してきており、ここから先は上値も重そうです。ユーロドルの中期の地合いの弱さは継続していると考えられ、今晩ここからの動き、特に90日線、「雲」下限を再度下回る動きとなるか、注目されます。

序盤の欧州主要株価指数は、米国の財政刺激策への期待や、原油価格上昇、ドラギ前ECB総裁のイタリアでの組閣が順調との見方からイタリア株を中心にほぼ全面高。今晩この後重要な経済指標の発表等は予定されていません。

ユーロドル1.20台前半をじり安推移、米10年物国債利回りは一時1.198%まで上昇

ユーロドル日足

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