米12月鉱工業生産指数の予想(21/1/15)

日本時間2021年1月15日23時15分に発表予定です。

米12月鉱工業生産指数の予想(21/1/15)

米12月鉱工業生産指数の予想

本日は小売売上高・NY連銀製造業景況指数などに続き、12月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米12月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2021年1月15日9時現在)


前回11月の鉱工業生産指数(IP)は予想を上回りました。今回も拡大予想になっています。ISM製造業景況指数や、最近は低調ですが下図オレンジ色のNY連銀製造業景況指数など、生産面での先行指標の高止まりが景気下支え要因の1つになっています。
下図を見ると、先行指数であるNY連銀製造業景況指数(NY:オレンジ)と一致指数であるIP(青)を合わせたチャートです。過去のパターンではトレンドとして、NYが先行し、IPが続く形になっています。従い、まだ暫くIPは好調が続くと思いますが、一方で、NYはやや低調気味になっています。今日はIPに先駆けて1月分のNY数値が発表(予想は下表)されますが、少なくとも9月高値の12.63方向を伺う数値の端緒になる必要があります。いずれにせよIPはコロナ前の高値(〇印)を回復できるかが鍵となりそうです。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)



尚、本日発表予定の米国経済指標です。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数 2枚目の画像

(2021年1月15日9時現在予想)


下図はドル円の日足チャートです。7月以降はドル安トレンドA(=104円55銭)とB(=101円90銭)を形成しています。短期的にC(=103円30銭)の抵抗線を抜けたことでAまでのトライになっています。万一このAと週足の104円60銭を上抜けるようだと、ドルはかなりの戻り高トライとなりそうで、日足では105円台に幾つかの抵抗線ありますが、週足の106円20銭方向の可能性が広がります。逆にドル安トレンドラインを維持すると。まずは上抜けたサポートのC、次いでD(=102円90銭)、の順となり、更にE(=102円60銭)が控えています。まだまだゆっくりとしたドル安の流れにいます。今日は多くの重要な経済指標が発表されますので、好悪まちまちになると材料同志で打ち消しやくなります。指標結果後の10年債金利動向をウォッチした方が良いかと思います。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数 3枚目の画像

(2021年1月15日12:45、1ドル=103円79銭)

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