ユーロドル1.22台に反落、材料錯綜、米長期金利高止まりによるドルの買戻しか(1/7夕)

7日の東京市場でユーロドルは反落。

ユーロドル1.22台に反落、材料錯綜、米長期金利高止まりによるドルの買戻しか(1/7夕)

ユーロドル1.22台に反落、米長期金利高止まりによるドルの買戻し

7日の東京市場でユーロドルは反落。東京時間序盤はユーロドルも高値試しとなり、一時昨晩高値1.2349に迫る1.2344をつけました。しかし、その後はほぼ一方向で下落。夕刻欧州勢参入後に1.2300を割り込んで東京時間19:00現在は1.2270レベルで取引されています。

昨晩海外市場ではジョージア州上院議員選決戦投票で民主党の二議席確保が確実となったことから、当初は大規模経済対策への期待に株高につながり、リスク選好のドル売りでユーロドルはNY序盤に1.2349の18年4月以来の高値をつけました。しかし、株価が上昇すると同時に財政出動に必要な資金を国債増発でまかなうとの思惑で、米長期金利も上昇、10年物国債利回りは1%を超えました。一方で民主党政権のIT関連企業への規制強化方針を嫌気して、株式市場でもハイテク関連株は売られるなど、材料的には消化が難しい状況となり、更にトランプ大統領の敗戦を認めない支持者が、トランプ大統領の煽動で勝者を確定する上下両院の合同会議に乱入し、審議を中断、流血の惨事となったことでさらに状況は複雑化、リスク回避のドル買いも加わりました。その後審議は再開されバイデン大統領の勝利が確定しました。

テクニカルにはユーロドルは3月以降のユーロの上昇トレンドラインの上限付近で跳ね返された形です。一方で本日1.2217レベルの21日移動平均線のサポートは継続されており、これを下回らないうちはユーロ高地合いが継続されているものと考えます。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は22:30に新規失業保険申請件数、11月貿易収支、24:00にISM非製造業景況指数と米重要指標の発表が続きます。

ユーロドル1.22台に反落、米長期金利高止まりによるドルの買戻し

ユーロドル日足

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