A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年6月07日現在の数値)
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴは豪ドルショートを1万枚以上積み増ししました。しかしながら、スポットは前週の5月31日を底に豪ドル高に反発しています(下記チャート逆相関)。これでいくとシカゴ筋は売り上がってそのままショートポジションキープしているか、6月8日以降に損切りしているかのどちらかになります。9日には0.75までの豪ドル高を見ているので、後者の可能性が高いと思われます。
その豪ドル/米ドルは0.7150〜0.73レンジを上抜け、強い抵抗線の0.7510に跳ね返されています。ここを越えて終わらない限りはまだ豪ドル安トレンドを維持していることになります。今週は0.7180〜0.7510レンジになりそうですが、レンジ内の0.7290サポート割れが無いと下限までのトライは難しい感じです。一方で上値0.7510は次回トライしてもダブルトップになりますので、まだ上抜けする感じでもありません。シカゴ筋がポジションを既に損切りしているのであれば、レンジを抜け出す勢いはなく、ポジションキープしていたら0.75方向の流れになりそうです。(1豪ドル=0.7378米ドル、6月13日13時30分現在)
豪ドル/米ドル
(ご参考)これまでの27回掲載分をチャートにしたものです。棒グラフはネットポジション(左目盛)、折れ線は締日の終値(右目盛)です。
オーダー/ポジション状況
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