イエレン議長講演
7日の注目されていたイエレン議長の講演では
1.条件が合えば緩やかな利上げが適切になる可能性がある
2.米経済は前向きな力が後ろ向きの展開を上回る
と 従来の話を繰り返したため
ドル買いが優勢になり、一時107.57まで上昇。
しかし、
1.次回の利上げの時期に言及しなかったこと、
2.弱い米5月雇用統計に失望するとし、
労働市場見通しに疑問を与えた
労働市場見通しに懸念
との発言で
一転ドル売り優先になり、106.84へ下落。
イエレン議長は
5月末のハーバード大のイベントで、
今後数か月での利上げが妥当となる可能性がある
と述べていました。
ただ、この発言は
弱い米5月雇用統計を知る前のものなので
上記の様に
弱い米5月雇用統計を知らされた後は
米雇用状況に対しての自信が揺らぎ
一気に
6月のFOMCでの米利上げ観測は
大きく後退しました。
オーダー/ポジション状況
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