欧州中央銀行(ECB)政策金利結果(2020/1/24)

2020年1月23日木曜日:東京時間21時45分公表済

欧州中央銀行(ECB)政策金利結果(2020/1/24)

欧州中央銀行(ECB)政策金利結果

欧州中央銀行政策金利に関する決定事項は
・現行の金融政策据え置きを決定 (市場の予想通り)
・主要金利0.0%、限界貸付金利0.25%、及び中銀への預金金利▼0.5%を全て据え置くことで決定。
・資産購入プログラム(APP)は月額200億ユーロで継続。
これまでの債券は満期が来たときには再投資し、APPのもとでECBの主要金利上げが始まるまで期間を延長する。また、理事会はECBの金融政策戦略の見直しを始めることを決定した。

尚、以下はご参考までに、ラガルド総裁記者会見要旨の一部です。内容的には前回10月とほぼ同じです。

(ラガルド総裁記者会見要旨)
・前回の会合以降に入手したデータによれば、ベースラインシナリオに沿った動きをしている。だがユーロ圏経済は緩やかな成長をしている。とりわけ製造業の弱さが成長の足を引っ張っているが、雇用や賃金の上昇がユーロ圏経済を底支えしている。インフレの進展は全体的に抑制されているが、予想に沿って緩やかに上昇している幾つかの兆候がある。
・現在の金融政策が経済の全てのセクターに金融面で好ましい状況となっている。家計や企業のより借り易い状況が消費や企業投資を支えている。

・ユーロ圏のGDPは2019年第2四半期で前期比+0.2%の増加後、第3四半期は前期比+0.3%となった。
・この緩やかな成長は継続的に不確実性がある中で国際貿易の弱さを反映している。とりわけユーロ圏の製造業に影響し、投資の伸びを損ねている。
・ユーロ圏の成長見通しを取り巻くリスクは、地政学要因、高まる保護主義、新興国市場の脆弱性である。しかしながら、国際貿易を取り巻く不確実性は減ってきた。
・ユーロ圏のHICP年率は11月の1.0%から12月には1.3%まで上がった。これは主に原油価格の高騰である。原油価格の先物をみると、現下のインフレは現状水準に収まりそうである。
・期待インフレの指標は低水準にとどまっている。今後数ヶ月では、現在の水準を中心に推移する可能性がある。中期的には、現下の金融政策、進行中の経済成長、堅調な賃金の伸びに支えられて、インフレが上昇すると予想している。

・企業や家計に対するローンの伸びは堅調である。これは緩和政策により、非常に低い銀行貸し出し金利によるものである。全般的にみて、我々の緩和政策スタンスにより、銀行貸し出しの好ましい状況を手助けしている。
・財政政策に関していえば、ユーロ圏の財政スタンスは経済活動の下支えが続くと予想している。
(財政政策、通貨供給などは略、及び質疑応答も略)

(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。

ユーロドルの相場は昨日コメントしたラインBの1.1055を割り込み始めています。週足でも丁度同じ水準にあるので、今日の終値で1.1040未満になった場合はユーロ下落リスクが一段と高まります。まだ騙しになる可能性も残しているので、今日の終値で確認し、来週以降の対応になります。もし下抜けを確認した場合は、次のサポートはD:1.0980、E:1.0930〜40、F:1.088〜90になります。もしラインBを維持し、再度上昇トレンドを確認するにはラインCの1.1130を越えることが必要です。
(1月24日14:45、1ユーロ=1.1048ドル、=121円00銭)

欧州中央銀行(ECB)政策金利結果

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