豪州第1四半期消費者物価指数
(今回発表予想)4月23日10時現在
日本時間2019年4月24日朝10時30分に豪州の2019年1Q消費者物価指数が発表される予定です。2019年最初の消費者物価指数の発表になります。
事前予想では、四半期比+0.2%・前年比+1.5%で、予想通りになると2019年初もインフレを心配するほどの状況に至っていないことになります。前年比ベースでは中銀目標値下限から更に乖離し、2016年第4四半期までの水準に下がり、政策金利と同じ水準になります。
来月7日(火)に中銀金融政策が予定されており、中銀がインフレ見通し下げの可能性に言及することがあれば、豪ドルには弱い材料になります。
消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均…赤はゼロで、予想値は黒線より右側。
CPI前年比(青)と政策金利推移(オレンジ):中銀インフレ目標値(赤)は赤い線(2〜3%)
今回予想通り(黒線右側)の数値になると、オレンジ色の政策金利と同じ水準になります。
基本的にインフレ>政策金利ですので、将来は利下げの方向に傾き易くなります。
豪ドル/米ドルは引き続き0.7095〜0.7225米ドルの豪ドル高トレンドライン内にいますが、レンジ内0.7130米ドルにあったサポートを下抜けかけています。このまま行けばレンジ下限方向への動きになります。明日のCPIが予想を下回れば材料視されそうです。
一方で上値は0.7160に抵抗線が出来、0.7180〜90、0.7210、0.7225米ドルの順に抵抗線があります。豪ドル高方向に行くには0.7160米ドル越えが必要になります。
(4月23日13:10、1豪ドル=0.7127米ドル)
オーダー/ポジション状況
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