ランド円ショートコメント(2018/11/19)

先週のランドは材料に乏しく15日までは上記レンジの下半分での膠着相場、15日以降に買いが出て予想レンジの上限へと動く流れでした。

ランド円ショートコメント(2018/11/19)

ランド円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、上昇トレンドの中での踊り場の週を想定し「7.80レベルをサポートに、8.10レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは、安値が7.83レベル、高値が8.09レベルとほぼ予想通りのもみあいとなりました。

先週のランドは、目立った材料に乏しく15日までは上記レンジの下半分での膠着相場、15日以降に買いが出て予想レンジの上限へと動く流れでした。トルコリラのコメントを読んでいただければと思いますが、先週については米国株安→(米国内で安全資産へと資金移動)→米国債券買い→(米金利低下と新興国への資金移動)→新興国通貨買いといった金融市場での連鎖反応が理由であると考えています。

今週の南アフリカの注目材料は、21日にCPI、そして22日に政策金利の発表があります。今回の政策金利のコンセンサスは微妙なところで、25bp利上げで6.50%から6.75%と見る向きが6〜7割、現状維持が3〜4割となっています。利上げされれば、いったんは2週前の高値をトライする可能性が高く、逆に現状維持となった場合には反落という動きが考えられます。

ランド円ショートコメント

いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。

2週前に高値を見て先週安値を見た、いかにももみあいを継続しそうなチャートですが、政策金利の発表でこのもみあいをどちらかに抜ける可能性が高そうです。

ここでは2つのシナリオを提示しておきます。利上げが行われる場合には7.90レベルをサポートに、8.25レベルをレジスタンスと上方向に余裕を、いっぽうで現状維持の場合は7.75レベルをサポートに8.10レベルをレジスタンスと下方向に余裕を見たレンジを見ておきます。ただ、今回現状維持でも次回は利上げとなる可能性がありますので、現状維持の場合でも下がったところは買いが出やすいのではないかと考えられます。

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