FXレバ規制と有識者会議2(18/3/13)

2月13日に続いて昨日第2回目の「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」が開催されました。

キーワード:

FXレバ規制と有識者会議2(18/3/13)

FXレバ規制と有識者会議

2月13日に続いて昨日第2回目の「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」が開催されました。既に金融庁のホームページに資料がアップされていますが、昨日は金先協会、FX業者(GMOクリック証券、SBI証券、セントラル短資FX)、金融取引所による有識者への説明がなされています。

金先協会からの資料はかなり作り込まれていて現在の東京市場におけるFXを理解するにも非常に良い資料であると思います。協会としては中立な立場で資料を作成しているものの「海外の規制動向」についての部分では、明らかにレバ10倍規制案は行き過ぎたものであることがわかる内容です。これは私が過去にFX羅針盤に書いてきたことと同じです。

また、店頭FX3社からの「業界認識」にもある通り、現在の店頭FX業者のリスク管理手法は相当に高度なものとなっていてリスクの顕現化を防ぐ体制は整っているという前提で、3社それぞれがリスク管理への対応と今回の検討にあたっての資料を用意しています。

どの会社の資料を見ても現在の対応で必要十分であることが理解できますし、株先オプションも扱っているSBI証券からは証券デリバティブに比べFXでの未収金発生は件数ベースで10分の1、金額ベースで300分の1以下とあり、FXにおける業者リスクは相当に低いものであることが示されました。

さらに同社の資料には、参考として「取引所取引が選好されない理由」という項もあり、スプレッドが広いことを主要因としてあげています。同様にGMOクリック証券の資料にもカバー取引として取引所を使えない理由としてインターバンクカバーよりもレートが悪いことをあげています。

今回のレバ規制の話が、もともとは取引所から出ているであろうことが、こうした各社のちょっとした記述や、有識者会議で店頭FXと限定していることから伺えます。レバ規制は難しいという方向に話が進んだ場合、取引所をカバー先として使うとか、仕組みを使わせるようなことを取引所が考え、セットで金融庁に働きかけたのだとしたら流れとしては頷けますが、日本のFXを衰退させるきっかけになることは間違いありません。

来月以降の検討会で話が変な方向に行かないことを見守りたいと思いますが、最近レバ規制反対のネット署名を始めています。「レバレッジ規制案 ネット署名」の2つのキーワードでグーグルの1ページ目に出て来ると思いますので、こちらにもご賛同いただければ幸いです。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・北朝鮮、シリア等の地政学リスク○↓
    ・米中貿易戦争◎
    ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がり ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実効性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・ユーロ圏の経済指標2018年に入り軒並み悪化○↓
    ・ECB金融緩和政策引き締め転換へ ○ 
    ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
    ・ISによるテロの脅威と難民問題 △↓
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・中国の景気減速一服 ◎→
    ・資源価格下げ止まり ○→
    ・金融緩和策の継続見通し ○↓
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・予想外の政権交代と保護主義化◎↓ 
    ・NZ中銀の追加金利引き下げの有無
    ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・乳製品価格の反発 ◎↑
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・米国との相互ビザ発行停止等関係悪化 ◎↓
    ・エルドアン大統領の権限強化による強権的大統領制への移行◎
    ・クルド系住民のテロのよる国内情勢不安定化○↓
    ・政情不安による海外資金の流出 ○
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・ズマ大統領辞任による期待感◎
    ・資源価格の下げ止まり ◎↑
    ・金価格反発  △↑
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る