ユーロドル やや売り優勢 (17/8/10夕)

ユーロドルは方向感が定まらないなか、アジア時間はややユーロ売り優勢の展開となりました。

ユーロドル やや売り優勢 (17/8/10夕)

ユーロドル やや売り優勢

北朝鮮の地政学リスク後退せず

ユーロドルは方向感が定まらないなか、アジア時間はややユーロ売り優勢の展開となりました。市場では本日も北朝鮮とアメリカの核をめぐる舌戦が続き材料として消化しきれず、とりわけユーロは地域的に遠いこともあり、売買の判断が難しくなっています。

昨晩はトランプ大統領と北朝鮮の応酬に対し、ティラーソン国務長官が火消しに奔走、外交による解決姿勢を強調したことから一旦はドル買いとなり、ユーロも一時は1.17割れを示現しました。しかし、その後もトランプ大統領と北朝鮮の応酬は止まず、本日は北朝鮮が8月までに4発のミサイルをグアム近海に撃ち込むプランを検討中と発表。本日アジア時間はユーロは対ドル1.17台後半から徐々に値を下げ、東京時間19:00現在は1.1710近辺で取引されています。

戦争を仕掛けようとする国が、攻撃の時期や撃つ予定のミサイルの本数、ターゲットの領域(しかもグアム近海としていて米軍基地はターゲットとしていない)と経路を相手に事前に通知するというのはあまり聞いたことがありません。さらにそれらを準備した上で「将軍様」が判断すると指揮命令系統まで強調して明らかにしているのは、北朝鮮内にできれば戦争を回避したいとする勢力があって、必死にミサイル問題を外交の手段として認識して欲しいとしているように思えてなりません。

そういう意味では米国も北朝鮮も指導者以外は今後も外交的解決を模索すると考えてよいものと思いますが、両国の指導者の行動が読みきれないために地政学リスクは引き続き残ります。

ユーロ上昇力を無くし持ち合い相場の最初の下限に接近

なんとなく落ち着かない状況の中で、本日は米国の生産者物価指数(PPI)の発表となります。ユーロドルは上昇のモメンタムを失い漂流中、最初のサポートである比較的短期のトレンドラインや21日移動平均線が1.168台にあり、かなり接近していることから予想外にPPIが良化していたりすると、ユーロドルがさらに下推す可能性があり要注意です。

地政学リスクを意識して本日も序盤の欧州株価指数は全面安の様相。
本日のPPI発表は21:30からで市場予想は前年比+2.2%となっています。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がりと弾劾問題 ◎↓
    ・北朝鮮、シリア等の地政学リスク○↓
    ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の財政政策による経常赤字の拡大
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・ECB金融緩和政策引き締め転換へ ○ 
    ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
    ・イタリア銀行の問題収束へ ○ 
    ・マクロン仏大統領誕生と大衆迎合主義、極右政党の台頭沈静化 
    ・ISによるテロの脅威と難民問題 △↓
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・中国の景気減速一服 ◎→
    ・資源価格下げ止まり ○→
    ・金融緩和策の継続見通し ○↓
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・意外に堅調なNZ経済 ◎↑ 
    ・NZ中銀の追加金利引き下げの有無
    ・中銀のNZ安誘導コメント △↓
    ・乳製品価格の反発 ◎↑
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・クーデター未遂と政情不安による海外資金の流出 ◎↓
    ・エルドアン大統領の権限強化による強権的大統領制への移行◎
    ・クルド系住民のテロのよる国内情勢不安定化○↓
    ・ISによるテロの激化と難民流入の影響 ○
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・資源価格の下げ止まり ◎↑
    ・金価格反発  △↑
    ・ズマ大統領によるゴーダン財務相解任と債務格付けのジャンク化 ◎↓
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る