NZ/16年4Q小売売上高
結果:+0.8%(← 予想+1.0%)、同3Qは当初の+0.9%が+0.8%へ下方修正
NZ統計局の公表では、
15業種の内、11業種が前期より増加し、増加の代表的な品目として
@ 自動車やその部品…+1.9%
A 薬品・化粧品など…+2.5%
B 電気製品など…+2.0%
自動車関係の伸びは人口増を反映して伸びているとコメントしています。特にオークランド地区での販売が好調になっています。
また、小売の売上量では15業種の内、13業種が拡大している。量でも自動車関係が大きく、前期比+2.7%になっています。
下図はNZ統計局作成のチャートで、濃い緑が量、淡い緑が価格を示しています。
2016年は第2四半期の伸びが異常に大きく、その他みれば2015年と変わらない感じで、2014年よりは減速していることが解ります。
指標発表前のNZドル/米ドルは、0.7225米ドル辺りで推移していましたが、発表後は予想下回る数値に0.72米ドル付近まで緩んでいます。この0.7190〜0.72米ドルを切れてくると、0.71台(直近安値の0.7135米ドル、あるいは半値の0.71米ドル)が視界に入ってきます。上値は0.7250〜60米ドルの抵抗線がまだ効いています。そしてNZドル高に回帰するには0.7270米ドルを越えて終わることが必要になってきます。(1NZドル=0.7208米ドル、2月17日14時現在)
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