ユーロドル:12月26日からの先週
26日は、東京市場以外は世界的にクリスマス休暇で、動意は見られませんでした。1.0428〜1.0466と狭い値幅の中で1.0454で引けなりました。
27日は、前日引けの1.0454で始まり、本日も狭いレンジの中で終日もみ合いの中、底堅い値動きを続け、1.0432〜1.0463のレンジで引けは1.0457でした。
28日は、前日引けの1.0455で始まり28日高値の1.0480を付けた後は、じりじりと値を下げ、海外時間に入り28日安値の1.0371を付け1.0413まで戻して引けました。」
29日は、前日引けの1.0413で始まり、すぐの意直後29日の安値1.0406を付けた後は、終日じりじりと上昇し、NY時間後半に29日高値の1.0493を付け1.0490で引けました。
30日は、前日引けの1.0490で始まり、直後30日安値の1.0483を付けました。その後東京時間前のオセアニア市場でフローが入り、30日高値の1.0653まで一気に上昇した後は1.0506まで下押しました。その後は1.05台での横ばいで1.0518で年を引けました。
ユーロドル:1月2日からの今週
新年相場の展開が焦点
CME通貨先物ポジション状況:12月27日時点
(12月27日) (12月20日) (12月13日)
円 ▲87009 ▲75449 ▲63429
ユーロ ▲69408 ▲78045 ▲87513
ポンド ▲57099 ▲59350 ▲72343
シカゴIMM:短期投機・投資家によるユーロの売り持ち高は前週から更に減少。
過去最高の買い持ち高は、2007年5月15日 +119,538、
過去最高の売り持ち高は、2010年2月9日 -57,152
シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数、
14.04(0.67)VIX指数は上昇しての引け。米株の下落を背景にリスク志向の動きが巻き戻され、指数は14を突破しての引けとなりました。
2016年最大は32.09、過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39
今週のユーロ圏の注目は、
3日に12月英製造業購買担当者景気指数(PMI)、
4日に12月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、
5日に12月英サービス部門PMIが予定され、
ユーロや英国での経済指標が相次ぎます。
新年スケジュール
ユーロ圏や英国は、昨年からの通貨安の累積効果を、本年2017年は大きく享受できるものと思います。
特にユーロやポンドの通貨安による輸出の改善は、貿易収支や経常収支の改善にダイレクトに効くでしょう。
貿易収支や経常収支は、相場の動きに1年から1年半の時間差を経て、現れて来る数字にインパクトを与えるとされます。
予想レンジは、1.0300~1.0600 と見ます。
新年2017年 年初のイベントスケジュールは
2日:日本、元旦の振替休日で休場
:オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港、中国、南アフリカ、英国、スイス、フランス、ドイツ、カナダ、米国
以上、新年の振替休日で休場
3日:日本、年始で休場
:ニュージーランド、新年の振替休日で休場
4日:日本、東京証券取引所などが大発会
2017年も、宜しくお願い致します。
新年日報は4日から再開の予定です。
オーダー/ポジション状況
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