3. ユーロ円　上値トライの動き。下値リスクを残した状態（24/9/19）

ユーロ円　上値トライの動き。下値リスクを残した状態（24/9/19）

チャートを見ると、直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値トライに失敗して実体の小さい陽線引けとなりました。

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ユーロ円　上値トライの動き。下値リスクを残した状態（24/9/19）

上値トライの動き。下値リスクを残した状態

昨日の海外市場ではFOMCでFRBが予想に反して0.5％の利下げに踏み切ったことからドル売りとなり、金利差縮小を意識した円の買戻しの動きが強まり、ユーロ/円は158円を割り込み157円台前半まで連れ安となりました。しかし、パウエルFRB議長がその後の記者会見で、経済に楽観的な見方を示したことや、「今回の利下げを新しいペースとは誰も見ていない」との発言に金利が上昇に転ずると、ドルの買い戻しが急となる中で円が最弱通貨となり、ユーロ/円は158円台前半まで反発して引けました。

上値トライの動き。下値リスクを残した状態

チャートを見ると、直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値トライに失敗して実体の小さい陽線引けとなりました。下値トライに失敗した反動で上値余地を探る動きが強まると見られますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、159.30-40の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。また、これを上抜けて終えた場合でも週足の形状がまだ弱く160円台にしっかり乗せて越週するまでは下値リスクを残します。
上値抵抗は159.00-10，159.30-40、159.70-80に、下値抵抗は158.20-30，157.50-60，157.00-10，156.60-70にあります。157円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、155.50以下で終えた場合は“弱気”の流れに戻して一段の下落リスクが生じます。

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