ユーロ円 上値余地を探る動き、160円台に乗せて終えれば一段の上昇へ(24/9/20)

ユーロ/円も159円台前半まで押し戻されて引けています。

ユーロ円 上値余地を探る動き、160円台に乗せて終えれば一段の上昇へ(24/9/20)

上値余地を探る動き、160円台に乗せて終えれば一段の上昇へ

昨日の海外市場では米新規失業保険申請件数が市場予想に反して減少したこと、フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を上回り、長期金利が上昇したことからドル/円を中心に上値トライの動きが強まり、ユーロ/円も158円台半ばから159円台後半まで連れ高となりました。しかし、その後に発表された米中古住宅販売が前月比▼2.5%と市場予想を下回ったことからドル/円の上値が抑えられ、ユーロ/円も159円台前半まで押し戻されて引けています。

上値余地を探る動き、160円台に乗せて終えれば一段の上昇へ

チャートを見ると、直近の日足は前日足から大きく上寄りした位置に陽線が出ており、この足が、7月に付けた175.42を基点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えています。上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻されて引けていることや、週足が上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、この週足の抵抗が160.00-10にあることから、下値リスクを残した状態ですが、160円台に乗せて終えれば、短期トレンドが変化して上値余地がもう一段拡がり易くなり162〜163円ゾーンにある強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。但し、この場合でも中期トレンドがまだ弱く、急伸にも繋がり難いと見られます。また、157.50以下で終えた場合は“上抜け”の可能性を打ち消します。さらに、156円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に再び変化して一段の下落リスクが生じます。上値抵抗は159.50-60,159.90-00,160.40-50に、下値抵抗は158.50-60,158.10-20,157.50-60,157.00±10銭にあります。

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