3. ドル円、日銀政策発表後一時142円割れ(9/20午前）

ドル円、日銀政策発表後一時142円割れ(9/20午前）

20日午前の東京市場でドル円は142円台での方向感に欠ける動き。

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ドル円、日銀政策発表後一時142円割れ(9/20午前）

ドル円、日銀政策発表後一時142円割れ

20日午前の東京市場でドル円は142円台での方向感に欠ける動き。朝方、142.63レベルで取引の始まったドル円は、序盤142.93まで上昇の後142.15まで反落。その後はやや方向感に欠ける動きとなりました。正午前に日銀は今回の政策決定会合の結果を公表。政策金利を現行水準に据え置くことを決定した一方で、声明文の個人消費の記述が従来の「底堅く推移している」から「緩やかな増加基調にある。」に上方修正されたこと等から、発表後ドル円はやや円高に振れ、141.99まで下値を広げた後、東京時間12:30現在は142.07での取引です。

日経平均株価は、昨晩FOMC大幅利下げ後の米市場で、主要株価指数が大幅高となったことを受け買いが先行。ほぼ全業種で上げて上げ幅は一時800円を超えました。その後はやや戻し、780円高で午前の取引を終了しています。

今回の日銀の声明文では上記の個人消費の記述修正以外に、文末に「とくに、このところ、企業の賃金・価格設定行動が積極化するもとで、過去と比べると、為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている面がある。」との一文が加わっています。これが何を意図したものか、15:30からの総裁記者会見が注目されます。

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