ユーロドル、1.06近辺での方向感探り続く
3日の東京市場でユーロドルは1.06がらみでじり高推移。朝方1.0600レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤は1.06を挟んでもみ合ったものの、下値1.0596までで買いが優勢となり、夕刻にかけ1.0623まで上昇。欧州勢参入後やや上値を広げ1.0629の高値をつけた後、東京時間18:00現在は1.0625レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、発表された米指標の好調から米長期金利が上昇、ユーロドルは欧州序盤の1.06台半ばから米国時間にかけて1.0577までほぼ一方向で下落しました。終盤にかけては米長期金利が小緩んだことで持ち直し、1.06近辺で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、一目均衡表の「雲」の中での推移が継続、上は1.0669レベルを下降中の21日移動平均線、下は1.0562レベルを上昇中の90日線の間での横ばいが続いています。
序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面高。今晩この後は、23:45に米2月サービス業PMI、24:00には米2月ISM非製造業景況指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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