トルコリラ円ショートコメント
まず、先週の振り返りですが、「7.90レベルをもみあいの中心として7.75レベルをサポートに8.05レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が7.45レベル、高値が7.92レベルと、予想レンジよりもトルコリラ安の動きとなった一週間でした。
先週のトルコリラは、対ドルでは相変わらず固定相場状態で18.55水準を中心にして上下どちらにもほとんど動きが出ていない状況です。トルコリラ円の週後半の下げは弱い米国CPIを受けてドル円で円が急騰した動きのみが、その理由です。
今週もドルトルコリラの動きはこれまで同様の固定相場状態が続くでしょうから、ドル円の動きがそのままトルコリラ円の動きになると考えておいてよいでしょう。参考までにドル円とトルコリラ円の比較チャートを1時間足で見てみましょう。
メインチャートの水色がトルコリラ円、オレンジがドル円ですがほとんど同じ動きをしていることがわかります。サブチャートの相関係数を見ても、ほとんどの期間で非常に強い相関で推移しています。
いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)も見ておきましょう。
見ての通りですが、ドル円の予想をした上で18.55で割ってあげた方が現実的というところでしょうか。ちなみにドル円の週報では137.35〜140.25のレンジを予想しました。これをドルトルコリラの中央値18.55で割ると7.40〜7.56となります。さすがに、ここまで狭いレンジは考えにくいため、ここからやや上下に広げ、今週は7.35レベルをサポートに7.65レベルをレジスタンスと、やや上値が重い展開を考えておきます。
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