N$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年8月23日現在の数値)
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルのポジションは前週とほとんど変わらず800枚程度のNZショートになっています。NZドル/米ドルも0.6890〜0.7470米ドルの右肩上がりのトレンドラインに沿ってNZドルが上昇し、豪ドルよりも堅調推移になっています。シカゴ筋がスクエアに近い状態ですので、NZ株高によるロングポジョションが積み上がっているかもしれません。
NZドル/米ドル相場は、0.7350付近の高値で止められ、金曜日のイエレン議長発言後に0.72台Lowまで反落しています。金曜日に0.7250〜60サポートを切っているので、レンジ内の0.7130〜40サポートまでの下押し余地が広がっています。ここを切っても0.7060、0.70に強いサポートあります。現在はドル全面高の展開で、その流れが金曜日の雇用統計まで続く気配濃厚ですので目先はNZ安リスク高くなっていますが、トレンドはNZ高ですので押し目待ち状況です。(1NZドル=0.7240米ドル、8月29日14時00分)
(ご参考)これまでの38回掲載分をチャートにしたものです。棒グラフはネットポジション(左目盛)、折れ線は締日のNY終値(右目盛)です。
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