ドル建て金テクニカル 1月21日アップデート
最近は金を扱っていなかったのでドル建て金をテクニカルな観点から見てみましょう。
ドル建て金は中長期のサポートライン、レジスタンスラインとも抜けては戻すという動きが年明け以降の状態でしたが、値幅観測的には綺麗な動きをしています。
まず昨年8月高値と11月安値の61.8%戻し1956.2ドルと1月高値1959.2ドルはほぼ一致し、その後11月安値と1月高値の78.6%(61.8%の平方根)押し1806.1ドルと1月安値1803.2ドルもほぼ一致しました。トレンドライン(ピンク)は上下とも抜けましたが、フィボナッチ・リトレースメントでは綺麗に止まっていることが見て取れます。
すると現在は1月高値と1月安値との戻しを考える局面にありますが、61.8%戻しが1899.6ドルとほぼ1900ドルの大台に位置しています。手前の半値で止まる可能性も否定はできないものの、これまでの動きは半値では止まっていないことから現状は1900ドルの大台を視野に入れた動きにあると見てよさそうです。
最近は11月を除いてユーロドルとの相関が高いことから金の上昇(ドル安)を考えるならば、ユーロドルもまた上がる可能性がありますので、双方注意して見ておきたいところです。
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