風の時代の到来、大会合と日本

秋頃から風の時代の200年に突入という話を耳にすることが多かったと思いますがこれは占星術の話です。

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風の時代の到来、大会合と日本

風の時代について少し書いておきましょう。秋頃から風の時代の200年に突入という話を耳にすることが多かったと思いますがこれは占星術の話です。占星術は太陽系の惑星の動きを中心に様々な事象を判断しますが、その中で木星と土星の会合周期である20年サイクルを大会合と呼び時代の判断といった長期的な見通しに使います。

また占星術で使う12サイン(実際の空の星座とは異なる黄道12宮)は、火、地、風、水の4元素に分類されます。2020年12月に起きた大会合は水瓶座、つまり風のサインで起きましたが、1842年〜2000年までの大会合は1回の例外を除いて全て地のサインで起きていました。地のサインは資本主義と考えて良いでしょう。

いっぽうで風のサインは、ボーダーが無くなるとか新たな主義思想と結びつけられますが、2220年まで続く風の時代ではインターネットやAIなどが今からは想像できないほどの進化を遂げ、世の中の仕組みも大きく変化してくると考えられます。まだ200年もあるわけですから、今想像できるのはせいぜいカーツワイル氏が書いたシンギュラリティの世界(2045年に1台のPCが全人類を超える)がせいぜいです。同氏によると2029年頃にその兆候が出てくるとのこと。

そして、風の時代200年よりももう少し現実的な話をすると、大会合は60年ワンセットで日本の景気変化と密接なつながりがあります。2020年からの20年間は、60年前の1961年〜1980年、120年前の1901年〜1921年と同じ性質をもつ景気サイクルとなる可能性があります。60年前は前回の東京オリンピックもあった高度成長時代、120年前は第一次大戦景気と呼ばれた好景気です。

2020年から2040年まで日本の好景気時代が来ると読んでいますが、どうなるでしょうか。

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