ドル円104円台後半 高値圏での横ばい推移 (2/2午前)

2日午前の東京市場でドル円は小動き。

ドル円104円台後半 高値圏での横ばい推移 (2/2午前)

ドル円104円台後半 高値圏での横ばい推移

2日午前の東京市場でドル円は小動き。昨晩海外市場で一時105円台を回復した流れを受けて朝方104.95のドル高値圏で取引が始まったドル円は、105円台を攻めあぐねるも底堅く推移。取引レンジは104.83-96の13銭と小幅な値動きにとどまり、東京時間正午現在は104.90レベルで取引されています。日経平均午前は、週明けの欧米市場で株価が上昇した動きを受けて上昇、285円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では日本時間の夕刻に発表された独小売売上高が予想に大きく届かなかったことを受けて、ユーロに対しドルが買われる動きとなり、これがドル円にも波及。ドル円は一時105.04の高値をつけました。米市場における個人投資家の買い上げによる一部銘柄の上昇に端を発した混乱が一段落したとの見方から欧米株が上昇したことも、最近株価とドル円の関係が「正常」に戻りつつある(株高→円売り)中で、ドル円での円売りをサポートした形です。

テクニカルにはドル円は、週末からの上昇で一目均衡表の「雲」の上限を抜け、90日線もクリア、ドル買い地合いが強まっています。ややいびつながら逆ヘッドアンドショルダーに近い形状となりつつもあり、105.20-30レベルを越えてくると、一段とドル買いが加速、本日105.60付近の200日移動平均線を、昨年6月以降初めて試す動きにつながる可能性があります。
一方サポートは越えてきた90日線と「雲」上限がいずれも104.30付近、転換線が104.18と104円台前半が堅そうです。本日午後以降はドル円が105円をしっかり回復し、上記105.20-30を試す動きとなるか注目されます。

ドル円104円台後半 高値圏での横ばい推移

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