ユーロドル高値横ばい後に小幅反落
9日の東京市場でユーロドルは高値圏での横ばい推移。日中1.1880-98の高値圏での狭いレンジで取引されましたが、1.19にタッチしないままに夕刻やや買いが弱まり、東京時間19:00現在は1.1870-75レベルでの取引です。
先週末も米選挙後の米経済への楽観的な見方が株価を押し上げ、リスク選好の回復にドル全面安の中でユーロドルは1.1891の高値をつけ1.18台後半で越週しました。
本日も日中やや上値を伸ばした形ですが、トランプ大統領がいまだに敗北を認めていないという異常な状況も継続しており、このまま今週も多幸感が株式市場を中心とした市場を支え続けることができるか慎重な見方も出ている模様です。
一方でテクニカルにはユーロドルは4営業日連続で上値を伸ばし、約2ヶ月ぶりの高値圏での推移です。8月以降の下降トレンドからも上放れており、今晩年初来高値1.2011から先週安値1.1603までの下落の76.4%戻し1.1915を抜けると年初来高値1.2011を窺う動きともなりかねない荒い展開が続きます。
序盤の欧州主要株価指数は堅調を継続。今晩この後、重要な経済指標等の発表はありません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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