ポンド安の再燃
引き続きブレグジットの評価は世界経済にネガティブ
ユーロドルは、東京前場こそユーロ円の売りから上値の重たいスタートを切りましたが、欧州市場では直近高値を上抜いたストップから一時1.1186レベルの高値を示現、しかしポンド売りに引っ張られて、ユーロドル、ユーロ円とも売りが強まりそれぞれ1.1062レベル、112.40レベルを付け、そのまま安値圏で引けています。
ユーロドル:7月6日のテクニカル分析
ユーロ、次の安値形成期への下落を想定
ユーロドルは、これまで安定した動きを続けていましたが、ブレグジットに関して分析が進むうちに短期的ではないにしても長期的には欧州に与える悪影響もまた大きいとの考えが着実に根付いてきているように感じられます。昨日はポンドがブレグジット後の安値を更新したことが大きかったとはいえ、ポンドに関しては底が見えないと言っても過言ではありません。引き続きポンド売りの動きが出てくれば、ユーロ売りに繋がることは明白です。本日のユーロも戻り売り、1.1090レベルをレジスタンスに、1.1020レベルをサポートとする流れでしょう。
ユーロ円は、ポンド円の売りの影響をまともに受け、早朝の高値圏から約2円の下げを見せることとなりました。これまでのもみあいを下抜けてきたことで、ユーロ円も下げの流れを再開した様子です。本日は112.70レベルをレジスタンスに、111.50レベルをサポートとします。
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