中国リスクが重石に(2016年7月6日)

日本株は

中国リスクが重石に(2016年7月6日)

中国リスクが重石に

日本株選好は本物か?

昨日の東京市場では、落ち着きを取り戻していたポンドに再び売りの動きが入り、ポンドが対ドル、対円で下落。その動きに引っ張られて後場にはドル円も101円台へと円買いが目立つ動きとなりました。ポンドの売りは海外市場に移ってからも収まらず、原油安の動きも手伝ってポンドは対ドル、対円ともにブレグジット後の安値を更新、雇用統計を前に英国発のリスクオフ相場第2幕が始まったように思える不穏な動きを見せています。ドル円はNY市場で101.45レベルの安値を付け、その後やや戻してのクローズとなりました。

ドル円:7月6日のテクニカル分析

引き続き安値形成中

ドル円は、ポンド円の売りをきっかけに売りが強まり101円台半ばへと下押ししてきました。これまで103円台に見えていた売りにもかかわらず102円台半ばでバランスを保っていたかに見えましたが、再び円高の流れへと回帰してきた感があり、特に昨日は株価のみならず原油も大幅安となり、戻り売りを考えていた向きが慌てて売ってきたという印象です。週末の雇用統計を前に調整は入るかもしれませんが、現状では103円台が遠く感じられ本日も上がったら売りを考えることとなります。101.90レベルをレジスタンスに、101.00レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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