円安一服、決算発表の中株小幅続伸(2016年5月11日)

本日の日経平均株価の終値は13円高の16,579円と小幅ながら3日続伸となりました。

円安一服、決算発表の中株小幅続伸(2016年5月11日)

円安一服、決算発表多い中株小幅続伸

本日の日経平均株価の終値は13円高の16,579円と小幅ながら3日続伸となりました。午前中は海外からの株高の流れを受けて順調に上伸し、一時16,800円台に乗せましたがその後は伸び悩みました。
本邦企業の3月決算の発表がピークを迎えており、個別株ごとの選別的売買が行われる中で全体としては上値を抑えられた形となりました。
また、朝方からドル円でのドル買いに一服感が出てきたことも株価が上げきらない要因となっていました。ドル円は東京オープン前に高値109.38をつけましたがその後は108円台後半まで下押ししています。

内閣府が11日に発表した3月の景気動向指数は現在の景気の状況を示す一致指数が前月比0.5改善して111.2となり2ヵ月ぶりに改善しました。ただし、先行指数は98.4と前月に引き続き悪化しています。

海外では予想外に効いたといわれている麻生財務相の連日の介入発言等で、連休の間に進んだやや行過ぎた円買いポジションの巻き戻しが順調に進んでいましたが、昨日半値を戻したあたりからややスピードが鈍ってきています。

いまだ大きなトレンドでは円高方向への流れの中にあって、反転の糸口をつかむのかそれとも大きな円高の流れの中に戻っていくのか、材料が多くない中で今晩は今後の方向探りとなりそうです。

チャートポイント的には朝方阪谷さんも指摘されていた4.5月の急落の高値安値の61.8%(109.48)25日移動平均線(108.75)50%(108.72)38.2%(107.98)転換線(107.46)あたりですので109.50を上抜けたり、108.00、107.50を下抜けてきたりするとある程度方向性が出てくることになるものと思われます。

序盤の欧州株価指数先物は横這い圏でまちまちの推移、今晩米国の指標では20:00からのMBA住宅ローン申請指数発表があります。

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