市場は円買いに傾斜(2016年2月19日)

黒田日銀ジレンマ

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市場は円買いに傾斜(2016年2月19日)

ドル円:2月19日のファンダメンタル分析

ドル円は日経平均が堅調な動きを示す中でも上値が重く前日の高値を抜けられず、じり安の展開を続けました。欧州市場に入りECB理事会議事要旨公表を受け、ユーロドルが直近の安値圏を下抜けると、ユーロ円の売りも入り、その後前日までのポジション調整と見られる原油価格の下げと株価指数の下げがリスク回避の動きとなり金が急騰、為替市場では円買いの動きとなり、ドル円は113.14レベル、ユーロ円も125.60レベルまで水準を下げ、円買いが目立つ中での引けとなりました。

ドル円:2月19日のテクニカル分析

ドル円は、前日安値を下回り日中の値動きも徐々に高値を切り下げる展開を続ける中、改めて115円の上値の重さが意識されてきました。115円台半ばを下抜けた動きで逆に115円台半ばが鉄板のレジスタンスとなっていることは以前書いた通りですが、市場参加者の多くも上値の重たい動きに警戒し、ドル売りオーダーの水準を下げ始めている段階にあると見ています。本日も週末前ではありますが、基本的に戻り売りスタンス、113.50レベルをレジスタンスに、112.50レベルをサポートとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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