ドル円:2月18日のファンダメンタル分析
東京市場は株安の動きを受けドル円での円買いを中心にドル売りの動きが目立ち、一時113.38レベルまで水準を下げました。海外市場に移ってからも上値が重たい展開が続いていましたが、当初イランのOPEC担当高官が生産水準凍結に不満を示していたものの、その後同国石油相が凍結を歓迎する発言を行ったことから原油が急反発、WTIは前日高値圏へと水準を切り上げ、主要株価指数もリスクオフの巻き返しで買いが目立つ中、為替市場もドルが底堅い展開での引けとなりました。
ドル円:2月18日のテクニカル分析
ドル円は、WTIの上昇をきっかけとした株高の動きに支えられ114円台を回復することとなりました。イランの今後の状況も含め本当にOPECが足並みを揃えられるのか、まだ疑問を残すところではありますが、直近26ドル台で2点底を付けている動きからは目先は底堅い動きとなりそうです。この原油価格の動きとドル円に関しては、先週安値と今週の戻し高値の38.2%押しにあたる113.39レベルで下げ止まったこともテクニカルに目先の下抜け懸念が緩和している材料です。本日も原油価格と株価市場を見ながらとなりますが、押し目買いが出やすい展開、113.75レベルをサポートに、114.75レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
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