ドル円:2月17日のファンダメンタル分析
東京市場では、株式市場の動きに沿って前場は114.87レベルまで円安が進みましたが、後場は円高の動きとなり朝方の水準で海外市場入りとなりました。欧州市場での最大の注目材料はカタールで開かれていた主要産油国による4か国協議で、減産期待からWTIは夜間取引で31ドル台にまで上伸していましたが、結果は現状での凍結と需給に変化が無いことから一転失望の売りとなりました。この動きを受けて、株式市場は一段安、為替市場では直近のリスク回避の巻き返しから再びリスク回避の動きとなり、円買いが目立ちました。NY市場でドル円は113.60レベル、ユーロ円も126.62レベルと水準を切り下げ、引けにかけては114円台、127円台をかろうじて回復しての引けとなりました。
ドル円:2月17日のテクニカル分析
ドル円は、朝方こそ株価とともに115円を目指す動きとなりましたが、115円台半ばは鉄板のレジスタンスであることはこれまで書いてきたとおりです。実際には115円台を見ることなく折り返したことで、115円が再び遠のく展開となっています。原油価格が28ドル台と先週末の水準へと押し、週明け以降のドル買いの動きもいったん終了、本日は戻り売りを考える向きが増えてくると考えられます。114.50レベルをレジスタンスに、113.50レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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