シカゴポジションA$ (2016年2月2日現在)

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

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シカゴポジションA$ (2016年2月2日現在)

A$主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年2月2日現在の数値)

通貨      ロング    ショート    ネットポジション    前回数値
豪州ドル/米ドル 51,397    77,565     ▼26,168      ▼32,798
円/米ドル    82,108    44,863      +37,245     +50,026
ユーロ/米ドル  96,012    183,085     ▼87,073     ▼127,215

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。

通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
NZドル/米ドル=100,000NZドル
ユーロ/米ドル=125,000ユーロ
円/米ドル=12,500,000円

コメント

2月2日現在までの枚数をベースに、

@豪ドル/米ドルは先週の火曜日(シカゴポジション公表日)以降は豪ドルが反落しているので、上記数値よりは豪ドルショートが増えていると推測されます。
現在は0.7040〜0.7250の右肩上がりのフォーメーションが崩れており、豪ドル売り強まれば0.6850付近までの下値余地が出来ています。豪ドルショートが増えているので、0.6950以下あればショートの買い戻しが出る可能性あります。

Aドル/円は先週火曜日以降に再度ショート積み上げていると推測されます。5万枚越えにはなっていると推測されますが、テクニカル的に116円を切って終わったので、ドル安リスク高く、ここから先に下値を攻めるか、一度ポジション調整してから売り直しかの場面にいます。

Bユーロ/ドルは遂にショートを10万枚割りました。この通貨ペアは4万枚のユーロショートを減らしましたが、ポジション枚数は買いが2万5000枚増え、売りが1万5000枚減らして、ネット4万枚減となっているので、まだユーロ先安観が根強く残っています。上値1.1240〜50越えて行くともう一段のポジション調整になるかもしれません。

オーダー/ポジション状況

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