豪ドル/円、短期中期とも弱気の流れ(2016年1月14日)

豪ドル/円、短期、中期ともに弱気の流れ。

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豪ドル/円、短期中期とも弱気の流れ(2016年1月14日)

豪ドル/円、短期、中期ともに弱気の流れ。

14日に発表された豪失業率は5.8%と予想比で良かったものの、中国経済の失速、株式市場の混迷、原油安などによるリスク回避的な動きが継続しており、豪ドル相場も上値を切り下げる流れとなっています。
チャートを見ても日足、週足ともに上値を切り下げる流れの中に入り込んでおり、短・中期トレンドは豪ドル弱気の流れにあります。一方で80〜82円ゾーンには長期的に見ても強い下値抵抗が散在することから、80〜81円近辺では下げ渋るか、一旦反発に転ずる可能性が高いと見られます。但し、この場合でも、週足、月足の形状が悪化しており、85〜86円が大きな壁となる可能性が高くなっています。日足の上値抵抗は、82.40-50、83.30-40に、下値抵抗は81.10-20、80.00±10銭にあります。短期トレンドは86円台半ばに日足の実体を戻さない限り大きく変化しません。21日移動平均線は1月13日現在85.86に、120日、200日線も87.16と89.85に位置しており、短・中期トレンドともに豪ドル弱気の流れにあります。

週足も前週に大陰線の出現となり、新たな下落トレンド入りに入った可能性が高いことを示しています。今週は81円台前半のスタートとなり、現状は週初の寄り付きレベルを下抜けておらず、下げ渋りの展開となっていますが、81円台を維持出来ずに越週した場合は下値余地が80円前後までもう一段拡がる可能性が高くなります。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は、84.40-50と85.70-80に、下値抵抗は81.10-20と80.00-10にあります。31週移動平均線は88.14にあり12月第2週にこれを下抜けて、新たな豪ドル下げトレンドに入っています。また、62週線も91.69にあり、中・長期トレンドは引き続き豪ドル弱気の流れにあります。

              豪ドル/円【週足】

              豪ドル/円【週足】

(1/13現在31週移動平均線は88.14に、62週線は91.69あり両者を下抜けて、中・長期トレンドは豪ドル弱気の流れにある)

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