NZドル下落要因(2016年7月14日)

中銀は来週の7月21日に「現状の経済について簡単な評価を公表する」と述べています。

NZドル下落要因(2016年7月14日)

NZドル下落要因

中銀7月21日に「現状の経済について簡単な評価」を公表

NZドルは7月14日12時頃まで1NZドル=0.7280〜90米ドルで推移していましが、中銀が下記内容を公表後に、先行きのNZ金利安の思惑から対米ドルは一時0.7197まで下落しました。

中銀は来週の7月21日に「現状の経済について簡単な評価を公表する」と述べています。この内容には金融政策と現状のギャップを長期的観点からみたものもが反映され、将来的な中銀の動向を示すものとのことです。

先行き追加緩和の思惑からNZ全面安

市場は先行き追加緩和の思惑から先進国通貨中心にNZ全面安となりました。
対円は76円10銭〜20銭で推移していましたが75円35銭付近まで下落、豪ドル対NZドルは豪ドルが1.047NZドルから1.057NZドルまで上昇しています。
暫く、ファンダメンタルズよりも金利軟化を材料にする可能性が高くなっています。

因みに、NZ中銀の次回金融政策決定会合は8月11日に予定されています。

(7月14日2時50分現在、1NZドル=0.7218米ドル、1NZドル=75円76銭、1豪ドル=1.055NZドル)

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