過去1か月の変動率(2016年1月15日)

相変わらず荒っぽい値動きを続けていますが、直近1か月を見るとドル円のレンジでさえ6円88銭と昨年1年間の値幅である10円01銭の7割近い変動を見せています。

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過去1か月の変動率(2016年1月15日)

過去1か月の変動率 1月15日アップデート

相変わらず荒っぽい値動きを続けていますが、直近1か月を見るとドル円のレンジでさえ6円88銭と昨年1年間の値幅である10円01銭の7割近い変動を見せています。

特に新興国通貨や資源国通貨ではリスクオフ、原油安といった材料が加わり大きな変動となっていますので、ランド円、トルコリラ円も含め主要な新興国通貨と資源国通貨の過去1か月の変動率を見てみることとしましょう。

過去1か月の変動率 1月15日アップデート

左から1か月前(12月14日)の終値、昨日(1月14日)の終値、変動率(1か月間の値幅の12月14日終値比)、1か月間の最高値、最安値、変動率(最高値と最安値の値幅の最高値比)となっています。

ドル円の変動率が一番低いのは当然ですね。そしてランド円は今週11日早朝の急落もあり非常に大きな変動率となっています。また面白いのは原油安の影響を受けたルーブル円、カナダドル円、同じく資源国通貨の豪ドル円の終値比変動率よりもトルコリラ円の変動率の方がはるかに低く、ドル円に近い変動率になっていることです。

もちろん最高値と最安値を使った場合にはカナダドル円や豪ドル円よりも大きな変動率となっていますが、トルコリラ円が新興国通貨としては比較的落ち着いた(健闘した)値動きの1か月であったということが数字からも見て取れるかと思います。

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