ドル円103円台半ばで動意薄 (12/24午前)

24日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。

ドル円103円台半ばで動意薄 (12/24午前)

ドル円103円台半ばで動意薄

24日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。朝方103.50で取引が始まったドル円は午前中ほぼ横ばい推移。取引レンジは103.49-62と限られ、東京時間正午現在は103.53レベルでの取引です。日経平均は英欧通商協議が大枠合意、本日にも正式発表されるとの報道でリスクオンの動きになっており、140円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では新規失業保険申請件数が予想を下回ったこと、米国内でワクチン接種者が100万人に達したことなどからリスクセンチメントが改善、株価が上昇しました。また、英国とEUの貿易交渉進展からポンドやユーロが買われましたが、ドル円はドルと円が主要通貨に対してどちらも売られることとなったため大きな動きとはなりませんでした。

テクニカルにはドル円は大きく変化なく、103.94付近を下降中の21日移動平均線、103.82を横ばい中の基準線をレジスタンスに、12/17安値102.88をサポートに持ち合いの様相です。

明日はクリスマスの祝日日本、中東等一部の市場を除きで為替市場は休場。今週すでに実質休暇入りしている市場参加者も多く、基本相場は大きく動かないものと思われます。一方で英欧貿易協議関連や、トランプ大統領が議会が合意した追加経済対策や国防関連法案へ拒否権を発動する意向であること等材料もあり、薄い市場での思わぬ相場の急変動には注意が必要です。

ドル円103円台半ばで動意薄

ドル円日足

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