ドル円103円台後半で小動き (12/23午前)

23日午前の東京市場でドル円は103円台半ばから後半で方向感なく推移。

ドル円103円台後半で小動き (12/23午前)

ドル円103円台後半で小動き

23日午前の東京市場でドル円は103円台半ばから後半で方向感なく推移。取引レンジは103.50-69の20銭足らずと本日も取引は低調で、東京時間正午現在は103.50レベルで取引されています。日経平均は米ナスダック総合指数が史上最高値を更新したことでハイテク関連株を中心に買いが先行して上昇しましたが、午前中に米株先物が下落したことなどで上げ幅を縮小、34円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、対欧州通貨でのドル買いが進んだこと、発表された米国の7-9期GDPが上方修正されたことなどでドルが買われ103円台前半から後半に小幅に上昇しています。

クリスマスを控え参加者減少で取引が鈍る中、英国での変異型コロナウイルスの危険性や感染の広がりを見極めたいとする動きも加わり、各市場とも様子見気分が強くなっています。

テクニカルにはドル円は一旦11月安値を下回ったものの、17日の安値102.88を底にして短期の持ち合いに再び入っている様相。103円台後半の基準線、移動平均線が上方向はレジスタンスとなりそうです。

本日この後も基本的には静かな取引が続くものと思われますが、英欧通商協議で英国側が土壇場で漁業権での譲歩の姿勢を示し始めていることから本日にも合意する可能性があると報じられており、要注目です。

ドル円103円台後半で小動き

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