ドル円106円挟みでのもみ合い(8/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は106円近辺で方向感なく推移。

ドル円106円挟みでのもみ合い(8/25午前)

ドル円106円挟みでのもみ合い

〇ドル円106円近辺でもみ合い、106円台では売り優勢
〇FDAの血漿治療許可で海外時間リスク先行強まった流れを受け日米株価上昇するも為替への影響限定的
〇テクニカルには105.75-106.10のレンジでの膠着状態
〇週末のジャクソンホールシンポジウムでのパウエルFRB議長発言警戒し、様子見続きそう

25日午前の東京市場でドル円は106円近辺で方向感なく推移。株価の堅調推移を受けて、午前中幾度か106円台に乗せたものの押し戻され、上値の重さを確認、東京時間正午現在は105.90近辺での取引です。日経平均株価午前は米株高をうけて392円高で終了しています。

昨晩海外市場では、前日に米FDAが 新型コロナウイルスの回復期血漿を使用した治療法緊急使用を許可したこと等が好感され、米主要株価指数は軒並み上昇、ドル円ではドル買い優勢となりました。本日東京市場でも基本的にはその流れを継続した形ですが、週末にイベントを控え、様子見気分も強く、ドル円の上値を抑える形となっています。

テクニカルにはドル円は転換線、21日線、基準線が集中する105.75-106.10エリアの中での膠着状態。市場は27-28開催のジャクソンホールでの経済シンポジウム待ち。
前回FOMC議事要旨でのイールドカーブコントロール否定で、FRBの先々の金融緩和姿勢期待が縮小した形になっていることから、パウエル議長が同シンポジウムでハト派姿勢を再度強調するのではとの思惑も広がっており、しばらくは方向感探りのレンジ相場が継続しそうです。

ドル円106円挟みでのもみ合い

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