ドル円 105円台前半で小動き ドル売り一服(7/28午前)

28日の東京市場でドル円は横ばい推移。

ドル円 105円台前半で小動き ドル売り一服(7/28午前)

ドル円 105円台前半で小動き ドル売り一服

〇ドル円、米中関係悪化からの連日のドル安で105円台前半から半ばでの取引
〇FOMC、GDP等週半ば以降のイベント控え、手控え感も
〇テクニカルにも一服感の出やすい水準、但し105円割り込むと103円台後半まで下げ余地広がる

28日の東京市場でドル円は横ばい推移。昨晩海外市場では米中関係悪化の激化を懸念して再びドルが主要通貨に対して全面安となりました。ドル円も一時105.12までドル安が進みましたが、米追加対コロナ政策期待もあり105円割れを回避しています。今朝の東京は105.35レベルの安値圏で取引が始まり、その後105.22まで下げる局面もありましたが、安値更新へは向かわず、東京時間正午現在は105.45近辺とやや反発した水準で取引されています。

市場は明日米国時間のFOMC結果公表、30日の米2QGDP等週央以降のイベントを控え、様子見気分が強まっており、ドル円の下げにも一服感が出ています。

ドル円は昨日の下落で3/9安値101.19からの上昇の61.8%戻し(105.21)を達成、テクニカルにもいったん達成感の出る水準まで来ています。ただ、105円を下抜けてきた場合には、上記フィボナッチの76.4%戻し(103.67)や3/24の直近高値111.71からの下降トレンドの下限(本日103.90レベル)の位置する103円台後半まで下げ余地が広がりそうです。

ドル円 105円台前半で小動き ドル売り一服

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