ドル円106円台後半 昨晩の急落後は小動き(7/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は小動き。

ドル円106円台後半 昨晩の急落後は小動き(7/22午前)

ドル円106円台後半 昨晩の急落後は小動き

〇ドル円106円台後半で小動き
〇欧州復興基金合意を受けたドル全面安の流れに昨晩ドル円も反落
〇テクニカルにはドルの下落余地が広がった形に
〇本邦4連休前で動きが鈍る中、7/10安値106.65、6/23安値の106.07等目指す動きとなるか注目

22日午前の東京市場でドル円は小動き。昨晩海外市場でドル円が急落した流れを受けて、106.80レベルで取引が始まったドル円でしたが、東京時間では方向感を失い、午前中は106.71-89の狭いレンジで推移、東京時間正午現在は106.75レベルでの取引です。
日経平均午前はハイテク安、円高を嫌気した売りが強まり、連休前の利益確定の動きも出てあって55円安で推移しています。

昨晩海外市場では欧州復興基金合意を受けてリスク選好の動きが強まり主要通貨に対してドルが下落、ドル円でもドル売りが優勢となり一時106.69まで下値を広げました。欧米株式市場は上昇してはじまりましたが、ハイテク株の下落などで終盤にかけて上げ幅を縮小する形となっています。

テクニカルにはドル円は昨晩の下落で、12営業日連続で絡んできた21日移動平均線を下放れ、下落余地が広がった形です。一方で本邦4連休を控えて積極的な取引は手控えられている様子もうかがわれ、本日午後もドル円にあまり大きな動きは期待できませんが、上方向は107.25レベルにある21日移動平均線回復の有無、下方向昨晩到達できなかった7/10安値106.65や、6/23安値の106.07を試す流れとなるか注目です。
尚、市場の次の焦点は米国の対コロナ追加経済刺激策にシフトしており、連休中も関連情報には要注意です。

ドル円106円台後半 昨晩の急落後は小動き

ドル円日足

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