ドル円:6月15日のファンダメンタル分析
米指標が多少上振れしても動きづらい状況
東京市場では日経平均株価が続落した動きから円買いが先行、また前日の英国世論調査結果が一段と離脱支持が増えている内容であったことからポンドが売られ、これらの動きに引っ張られユーロドルが下げ、ユーロ円は大幅安という動きになりました。ポンドは海外市場に移ってからも弱い動きを続け、ポンド売り(ドル買い)の動きからドル円は東京市場安値105.63レベルから反発し、106円台に戻しての引けとなりました。
ドル円:6月15日のテクニカル分析
105.53試しは時間の問題
ドル円は、引き続きGW中の安値105.55をターゲットとして入るものの、ほぼ同水準まで下げたこともあり、今後は大台105円、更なる円高水準を目指しやすい地合いになってきました。ただ、ここまで戻しらしい戻しも無く下げてきたことを考えると、105円台はごく短期的にはいったん買い場となる可能性もあります。本日のFOMCでは年内の利上げについてどのように考えているのか、3月(年内+0.5%)からの変化があるのかどうかを見極めたいところです。本日から日銀の金融政策決定会合も開かれることを考えると、FOMCまでは株価とポンドの動きに影響されやすい地合いが続きます。本日(FOMCまで)は、105.80レベルをサポートに、106.40レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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