ドル円106円台半ば 好悪材料交錯(4/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は106円台後半で方向感なく推移。

ドル円106円台半ば 好悪材料交錯(4/30午前)

ドル円106円台半ば 好悪材料交錯

30日午前の東京市場でドル円は106円台後半で方向感なく推移。106.58-88の比較的狭いレンジで取引されたのち、東京時間正午現在は106.65-70レベルでの取引です。

本邦祝日前の28日海外時間に日銀政策決定会合後の材料出尽くし感から107円台を割り込んだドル円は、4/1安値106.92を割り込んで下げ幅が加速、昨夕106.36まで値を下げる場面もありました。しかし、この間も連日の米経済指標不冴えやFRB議長の第2四半期GDPへの悲観的な発言にもかかわらず株価は上昇を続けており、昨晩も新型コロナウイルス薬レムデシビルが臨床試験で主要項目をクリアしたとの報道に上値を広げ、NYダウは前日比532ドル高で終了しています。これを受けた本日日経平均株価午前も510円高で終了し、WHOがパンデミックを宣言した3/9来の20,000円台を回復しています。

一方本日も午前中に発表された中国の官民双方の製造業PMIが事前予想を下回り、前月比でも悪化、民間ベースの方は再び50を下回る結果となり、昨晩発表された米第1四半期GDPも前期比年率-4.8%と11年ぶりの低い水準となるなど、世界経済をめぐる環境の改善は見られません。

そんな中で為替市場は方向感の定まらない状況が継続していますが、テクニカルにはこの2日間の下落で、前述の4/1の安値をクリア、更に一目均衡表の「雲」も下抜けており、ドル軟調地合いとなっています。
株価とドル円がある意味逆の動きを見せる中で、次に来るのは株価の失速かドル円の反発か見極めが必要な状況です。

ドル円106円台半ば 好悪材料交錯

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る