ドル円 株安、米長期金利低下の中で上昇(4/16午前)

16日午前の東京市場でドル円は上昇。

ドル円 株安、米長期金利低下の中で上昇(4/16午前)

ドル円 株安、米長期金利低下の中で上昇

16日午前の東京市場でドル円は上昇。序盤の107円台半ばからほぼ一方向で上昇、一時107.92の高値をつけた後、東京時間正午現在は107.80-85レベルでの取引です。
昨晩発表された小売売上高やNY連銀製造業景気指数などの米指標が予想以上に悪化していたことから、市場のリスク選好が後退、本日午前の日経平均株価は一時400円近く値を下げた後234円安で終了しています。

ドル円はリスクセンチメントの悪化にもかかわらず上昇しており、通常のセオリーとは異なる動きです。昨晩の一部米指標のあまりの悪さに、再びドルキャッシュを手元に置く危機的動きが出はじめていること、本日東京時間については輸入企業からの実需のドル買い等がドル円をサポートしている模様です。

テクニカルにはドル円は4/1安値や一目均衡表の「雲」を前に反発に転じた形です。ただ、108円台は前半に転換線(108.15)、200日移動平均線(108.33)、後半にも21日移動平均線(108.86レベル)、90日移動平均線(108.93)とレジスタンスも厚く、ここから先の上昇は骨が折れそうです。

今回のコロナウイルス騒動では、ドル資金需要の強さに「リスク回避の円買い」が機能しない局面が散見されドル円の相場を読みにくいものとしています。
今晩の海外時間に株式市場が昨日の経済指標の悪化を消化して、極端なショック状況を抜け出せるかにまずは注目です。

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