ドル円頭の重い展開 109円台では売り優勢 (4/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は108円台後半中心の小動き。

ドル円頭の重い展開 109円台では売り優勢 (4/9午前)

ドル円頭の重い展開 109円台では売り優勢

9日午前の東京市場でドル円は108円台後半中心の小動き。午前の取引レンジは108.82-109.06、109円台でのドル売り意欲は強く滞留時間は限られました。東京時間正午現在は108.90-95レベルでの取引です。

昨晩米主要株価指数は上昇、NYダウは前日比779ドルの大幅高となりました。コロナウイルス対策の政府の景気浮揚策を期待しての公益セクター等での上昇が目立ちました。ただ、ドル円はそれには追随せず、本日の日経平均も、本邦ではまだウイルス感染拡大の続く中で景気の先行き警戒感が根強く、前日比マイナス圏でのもみ合いとなりました。午前の終値は84円安の19,268円です。
一方で昨日は冴えなかった香港、中国株は本日プラス圏で推移しており、最近の市場の混乱の中で株式市場間の連携も乱れがちです。

テクニカルにはドル円は、昨日同様21日線(108.64レベル)と200日線(108.35)を足場にして、90日移動平均線(108.98)に絡む動きです。ただ、本日108.96-109.10に下降してきた薄い一目均衡表の「雲」につっかかる形となっており(注:添付のInvesting.comのチャートは「雲」が一日右にズレています)、また、昨日は21日線が200日線を上抜ける「ゴールデンクロス」も示現して、ややドル買い優勢の図。この後「雲」の上限109.10をしっかり上抜ければ、3/25高値111.68からの下落の半値戻し109.30や61.8%戻し109.86を再び睨む動きとなりそうです。

ドル円頭の重い展開 109円台では売り優勢

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