アメリカ1月貿易収支の予想
(今回予想:2020年3月6日11:00現在)
本日22時半に米国1月貿易収支が発表されます。
12月までの推移と今回予想値(発表値は黄色の折れ線で、今回分は○印)
灰色の折れ線:モノの貿易収支、黄色の折れ線:モノとサービスの収支(通常発表分)
青の棒グラフ:対中国、オレンジ:対日、
上図で▼500億米ドルに引いた(青色の)横線を見ると、2018年12月に赤字額(▼608億ドル)のピークを付けてから、一貫して赤字幅が減少しています。前回12月は赤字額が小幅増加(▼489億ドル)となりましたが、それでも青色の線を越えていません。元来、米国の赤字増加は内需が強いとの見方もありますが、米中間の関税問題で赤字縮小の流れになっています。青の棒グラフは対中の赤字ですが、2019年以降減少傾向が続いています。
尚、中国は1月と2月の貿易収支をまとめて発表する旨を伝えています。春節に加えてコロナウィルスの影響があるかと思慮します。
下図はユーロドルの週足チャートです。これまでラインA(=1.1185)とラインB(=1.0710)のユーロ安トレンドできましたが、今週に上抜きかけています。今日のNY終値で1.1180未満ならヒゲだけの上抜きで、来週以降は騙しの可能性を残しますが、現状のままであれば上抜け確認し、ラインCの1.1350が次の目途になります。日足では1.1220〜30に抵抗線あるので、来週以降でも1.1240越えの終値を確認できれば、安心感がでそうです。下値は1.10にある横サポートが強くなっています。
ユーロドル週足
オーダー/ポジション状況
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