ドル円 新型肺炎感染者数、死者数の急増で110円台から反落(2/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は110円を維持できずに反落、

ドル円 新型肺炎感染者数、死者数の急増で110円台から反落(2/13午前)

ドル円 新型肺炎感染者数、死者数の急増で110円台から反落

13日午前の東京市場でドル円は110円を維持できずに反落、東京時間正午現在は109.90-95レベルでの取引です。
朝方、中国での感染の中心地である湖北省の衛生当局が、新型コロナウイルスでの死者が一気に242人増え1,310人となったと発表。また、省内の新たな感染者数も14,840人に急増したことから、感染拡大懸念が再燃する形となりました。

昨晩は中国での新規感染者数の減少を材料に、金融市場にリスク選好が回復。株、米長期金利の上昇に伴って再び110円を回復し、本日早朝も110.05-10レベルで横ばい推移していたドル円でしたが、報道により一時109.80まで急落しています。
その後、湖北省衛星当局が、感染者、死者数の急増はこれまでの核酸増幅検査だけでなく、肺の画像による診断の例を含めたためと説明(死者の135人、感染者の13,332人が画像診断による増加分)。死者や感染者数の拡大は事実であるものの、急増はテクニカルな要因との理解から、ドル円には幾分買戻しも入り、結果として大きな下落とはなっていません。日経平均午前は様子見気分が強まる中で14円高とほぼ横ばいで終了しています。

テクニカルにはドル円は昨晩の上昇で110.13の高値をつけ1/21以来のドル高を記録、今朝がたは反落したものの、引き続きドル買い優勢の形状が続いています。本日この後も新型ウイルスの感染状況を横にらみしながら、110円の攻防と年初来高値110.29を意識しての動きが継続しそうです。




ドル円 新型肺炎感染者数、死者数の急増で110円台から反落

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